STORY ーあれふりスイーツができるまでー
「園児全員が一緒に食べられる
ケーキを作れないでしょうか?」
きっかけは、
幼稚園の先生方から届いた切実なお声でした。
年々増える園児のアレルギー対応。
細心の注意を払う先生方や、
給食員さんの負担は
大きくなっていくばかり。
「…ただせめて、
お誕生日会など特別な日だけでも、
みんな一緒のケーキを
食べさせてあげられたらと思って」
先生方のお気持ちに胸打たれ、
わたしたちに出来ることを考えました。
微量のアレルゲン混入でさえ
危険を招くことがあると知り、
<特定原材料7品目+ナッツ類>
を最初から工房内に持ち込まない
前代未聞の
アレルゲンフリー菓子専用工房を
つくることにしました。
スイーツづくりは、
小麦粉・卵・バターや生クリームの使い方が最も重要である世界。
それらを使わずにどうやってふんわり感を出せるか?
コクのある味わいが出せるか?
何度も何度も試作を重ね、
何度も何度も失敗して、
やっと自信を持って、
皆様へお届けできるスイーツができあがりました。
※保育施設向け カスタムオーダースイーツ(一例)
ただひとつ、
お伝えしておきたいことがあります。
omoや545のあれふりスイーツは、
アレルギーっ子のためだけに
つくられているわけではありません。
「これ美味しいね」と言いあいながら、
一緒に食べることを楽しむ。
みんなが美味しい。
みんなで美味しい。
そんな世界が、少しづつでも広がりますように。
日々そう願いを込めながら、
わたしたちは新しいあれふりスイーツを生み出す努力を重ねています。