ちょこっと薬膳小話#3
こんにちは
ちょこっと薬膳小話 #3
ちょうど今時期、
一月中旬から次の二月二日節分までの期間は、
来たる春に向けて湿気が増える
「冬の土用」という期間に当たります。
湿気が身体に入り込むと、
まず胃腸などの消化器官を指す臓器「脾ひ」が弱り、
胃痛や下痢、嘔吐を引き起こすとされています。
湿を呼び込みやすい「冷たいもの・生もの・油もの」を
できる限り避けるのが、薬膳的養生の大切なポイントです。
冬の不養生が祟ると、
解毒を司る臓「肝かん」が弱り、
身体に入って来る不純物を解毒する力が弱くなってしまうので、
春が間近になってから
急に花粉症などのアレルギー反応を
引き起こしてしまうのです。
(以下、季節の薬膳弁当のメニューについて説明しています。
ご家庭でぜひ作ってみてくださいね。)
今回のお弁当は、ピリ辛の韓国料理風。
メインの豚肉は、お肉の中でも冬に最適な食材。
先述の土用に弱りがちな脾胃、
そして冬に弱りがちな腎のどちらにも効能を持っています。
いんげん豆は、野菜の中では数少ない
湿を体から排出する効能を持った食材なので
見つけたらぜひお手に取ってください。
ネギ系の食材も、身体を温めて巡りを良くするので
寒さで縮こまりがちな冬には欠かせない存在です。
黒米をはじめとした黒い食材も、
腎の働きを補ってくれるので、ぜひ召し上がってくださいね。
独特の風味を持つ春菊は、
春に頑張る臓「肝」を助け、解毒を促してくれる食材です。
身体を冷やしづらい性質を持っていますので、
生サラダで食べても安心ですよ。
ちょっと酸味を効かせた酢の物も、
肝の動きを良くするのでぜひ意識的に摂り入れてくださいね。
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いかがでしたか
なんだか韓国風鍋が食べたくなってきました♪
たっぷりのネギを入れて
しめは 黒米の雑炊にして(#^.^#)
私はまずは旬の野菜を取り入れること
温めて食べること(冷え性なので><)など気をつけてみています
みなさまも それぞれの体質に合わせて
できることから少しずつ取り入れてみましょう
いつも健康に笑顔でお過ごしくださいませ
また来週〜